英語は昔から退屈な教科だったのですが・・・
INDECのクラスでうたた寝をしている会員諸君は一人もいません。先に述べたように、質疑応答や音読、それにさまざまなアクティビティを一回のクラスの中でやらねばならないからです。したがって、講師が一方的に問題を解説して終わりということは絶対にありません。
INDECのクラスを入会前に体験できますか?
INDECでは、残念ながら、入会前に実際の授業を無料体験してみるというサービスを実施しておりません。会費を払ってくださっている会員の方とそうでない方とが、同じサービスを受けられるということは不合理だと考えるからです。もちろん、INDECの営業活動に会員の方を煩わせたくないという思いもあります。ご了承ください。
INDECのクラスは基本的にどのように流れていくのですか?
INDECのすべてのクラスは、いきなり始まります。ほとんど前置きもなくどのクラスでも問題が配られ、その問題に回答し、ゴウ先生の採点・添削を受けた後、誤答した問題をもう一度考え直してもらいます。その後、会員の方との質疑応答や音読を中心としたゴウ先生の解説が行われます。
DCDPとICDPのクラスの進行は同じですか?
各授業の流れは、DCDPとICDPで大きく異なります。前者ではTOEICやTOEFLといった選択肢問題を教材に選択する場合がほとんどであるのに対して、後者は英文ライティング指導がメインのクラス構成となるからです。
DCDPのクラスはどのように進むのですか?
DCDPの場合は、リスニング・リーディング・グラマーの3本柱で進みます。通常、リスニングからクラスは始まり、リーディングないしはグラマーのどちらかを集中的にこなすことでTOEICのハイスコアにつながる英語力を養います。、そして一分間スピーチによって将来ICDPに移ってからのライティング・プレゼンテーションを支える論理的思考力の向上を図ります。でも、ゴウ先生のウンチク脱線がしょっちゅうあって楽しいものです。
クラスの教材はどのようなものですか?
INDECオリジナルの教材と市販の教材をその教育的効果を判断しながら採用します。市販の教材と云っても、ほとんどが英米圏の教材ではありますが。
INDECのレベル・アップはTOEICやTOEFLのスコアだけで決まるのですか?
とも限りません。試験のスコアは基準点よりも低くても、ゴウ先生から十分に上のレベルのクラスについていけると判断された方は、レベルアップを勧められます。ただし、テストのスコアがよくてレベルアップできないという逆の場合もあります。特に、ICDPのGOLDからPLATINUMにあがる場合には、英語力だけではなく、厳しいケース・スタディに耐えうるビジネス・パーソンとしての知識力も要求されます。
INDECではスピーキングを指導されていないのですか?
指導していないわけではありません。回答が少し長くなりますが、ご容赦ください。
まずスピーキングは二つに分けて考えるべきです。一つは会話を円滑に進めるためのもの。もう一つは、いわゆるプレゼンテーションです。
INDECでは前者はあまり重視していません。そこそこの文法力と単語力があれば、コミュニケーションの道具としての会話力はその人のやる気と度胸で決まる場合が多いからです。ですから、逆に言えば、INDECでトータルな英語力がついていけば会話で困ることはそれほどないと思います。実際、総合商社や銀行で海外との電話連絡や海外出張で英会話を使っている現役会員もいますが、会話で困ったとはほとんど言ってきません。発音が下手で困る会員はいますが・・・。
そこでフォーマルなプレゼンテーションを可能にするスピーキングが問題となります。INDECではこうしたプレゼン能力を3つの方法で伸ばしています。第一に、PANC。第二に、クラスの中の1分間スピーチ。第三に、ICDPのクラスにおける英文ライティング指導です。前二者は、日本語によるプレゼンテーション・スキルをつけるために行っています。日本語でプレゼンテーションができない人間が英語になるとペラペラになることなど万に一つもありえませんから。
第三の英文ライティング指導は、やはりスピーキング・スキルの基本だと考えています。きちんとしたロジックと英語力があって初めてネイティブ・スピーカーたちをうならせられるスピーキングができるのですから。使うのは、TOEFLのTWEそしてGMATのAWAの問題です。
おそらくあなたが心配なさっているのは、この9月からTOEFLが変わり、スピーキングが評価の対象になるということだと思いますが、以上の点を踏まえながら、TOEICやTOEFLのリスニング問題を暗記するほど音読を続けていけば、十分に対応できます。まずはしっかりとした基礎力を養うことが先決です。